じぃやは、鈴夏の言う通りサプライズ好きだった。 時計を見ると、ピッタリ0:00で、年が明けていたのだ。 『さっすが、じぃや♪』 『ハハハ(笑)今年もこんな老いぼれなじぃやをよろしく頼みますよ?皆さん。』 『当たり前でしょ!』 鈴夏とじぃやの関係は、血の繋がりはないけれど、祖父と孫のような関係に見えた。 『あの…じぃや。ケーキありがとうございます!とても嬉しいです。あたし……龍騎とずっと一緒にいたいと思います。』