『ごめん、ごめん。お待たせ!』


鈴夏が走って戻ってきた。



『遅ぇーな!俺らをいつまで待たせんだよ(笑)』



『だから、ごめんって言ったんでしょ!全く!!龍騎は成長がないんだから↓』


鈴夏は注文を終えると、呆れ顔で席についた。





『あ…あのさー(笑)あたし……』





二人は一斉にあたしを見る。





『あたし、龍騎くんのこと勝手に龍騎くんって呼んじゃってるけど、何て呼んだら良い?』


あたしの言葉に、二人は爆笑した。