遠くの空に。


― かのんの
  誕生日前日。――





ピーンポーン♪







家のチャイムが鳴った。




『龍騎ー!いるぅ?』


現れたのは、鈴夏だった。





『…んだよ!!』





『はい!これ。かのんへの誕生日プレゼント↑』




はい?
なぜ俺に渡す?




『かのんのなら、かのんに渡せよ!なんで俺に渡してんだよ↓』





『明日、この近くのスーパーに12時に約束してる↑』





『じゃあ、そん時にでも渡せよ!』