次の年も…僕は失敗して。

やっとで…次の年に合格した。
父親の望んだ国立大ではない私立大学。
それも…有名ではない私立大学。


父親は僕に
『お前にはもう何も望まない。あんな大学にいく息子など息子とは思わない!』
と言った。

『俺の弁護士事務所を継ぎたいのなら、弁護士試験に一発で合格しろ!!そしたら、お前を息子と認める』


やっとで受験から。
父親と母親のプレッシャーから解放されたと思った大学合格の日。

僕はまた…『弁護士試験合格』という新たな課題を出された。