カエデとマコと私の三人で一緒にいることが普通になったのはいつからだろう。 大学に入ってから知り合った私たちは、住んでいる県も、服の趣味も、男の好みもちがう。 入学当初はお互い会ったら話す程度で、仲良い子はみんな別々だった。 特に私とカエデは授業以外に接点なんかほとんどなくて、煙草を買いに行ったときが初しゃべりだった気がする。 「最初、カエデ話しかけにくかった」 そう言うと彼女は、よく言われる。自分の世界に行ってるんだろって言われるんだ。と、 ちょっと寂しそうに答えた。