出会ったときから距離が近すぎて、価値観が似すぎて、友達以上で恋人以上だった。 付き合うことになっても、いつもの調子で軽口をたたきあって、 いつもの様に同じものをいつも通り二人で見て、感じて、笑い合っていた。 キスしなくても、私はただ、君と一緒に何気ない時間を過ごすことが幸せであり、 ただ一つの願いだった。 浅はかな私はそれが永遠に続くものだと思っていた。