「今日ヒマ?」 聞き馴染みの声が聞こえる。 私がここにいると知っているのは、レナとマコしか知らないはず。 ぼんやりしながら目を空けると、雲ひとつない空を背景にやんちゃ顔が私を見ていた。 「うん」 とりあえずそう一言答えると、今日、来ない?って、少し真面目な顔で聞いてくる。 「明日テストあるんだけどなぁ」 携帯を見ると十四時十二分。 ここに一時間半もいたことになる。苦笑いして煙草に火をつける。 ふぅっと紫煙をだす私を見ながら気が向いたらメールして。と、彼は言い残して去って行った。