「何でもないちや。」


慌てて視線をそらした。


「ふぅん…何でもないがかえ(ないのか)。

ちょっと残念やし。」


少しだけふて腐れた顔になった。


「楽しみ。
純と花火見れるの。」


「俺も。」


ニカッと笑うた。