純の死から二年目の夏がやってくる。 どうしても見る事が出来なかった花火を、見てみたいと思うた。 純が大好きだった花火だから、そこに行けば逢える気がして。 あの日、「可愛い」と言ってくれた浴衣を着て、路面電車に揺られながら、鏡川へ。 純……今からアンタに逢いに行くきね。 待ちよってよ。 おわり