カチッ…カチッ…カチッ…
そばに落ちていた時計は所々焦げ後がありながらも、順調に自分の役目を果たしていた。
14:50………14:51…
爆発から約3時間が経つ…
全く見覚えのない風景を呆然と見つめた…
こんな場所がこの国にあっただろうか…?
人工的に造られた国とはいえ、その造りは美しく、完璧だった。
この国ならホントのへいわを掴める…
そう思って2年前に住み始めた。
こんな国を攻撃して何になるというのか…?
大きく息を吐いたその時だった……
ブロロロロロロ…!!
突如後方の上空から黒い塊が近づいてきた…
『それ』はタカシの上空を過ぎたかと思うと急に旋回し、高度を下げながらこちらに向かってきた……
「……え!?」
何かマズい予感がする…!
そう思うとレンガの山に身を隠そうと体が動いた…


