「…またね、かぁ…。」


また会えるってことかな?


「フフっ」


そんなはずないじゃん。


あたしは今日誰かに誘われて、誰かとヤッて、この街を出て行くんだし。



「………」



不意に何か思ったけど、それは何か分かるほどのモノでもなかった。



後ろから肩を叩かれた。



「ねぇ、俺と遊ばねぇ?」