先生とのふたり暮しも、今日で最後。

今日で、終わってしまう。


でも、寂しくはなくて、それよりも今日告白することに、緊張していた。




「じゃあ行ってくるな。夕飯には帰って来るから。」


そう言って、いつもより早めに学校に行った先生。

ドキドキしちゃって、あんまり顔が見れなかった。


あたしもすぐに準備をして、学校に向かった。

日差しが暑い。



教室に行っても、あたしの緊張は収まらなかった。“担任”としての先生を見ていると、これからこの関係がずっと続くんだと、やっぱり悲しくなる。


それでも先生に目がいって。

時々合う目に、ドキッとする。