雲一つない晴天。


新学期になりました。



学校まで瞬と手を繋いで登校中、後ろから視線が…



振り返ると、瞬の元カノの奈美と友達が私たちを睨んでる。





瞬と奈美は1年からずっと付き合っていて、瞬が私と付き合う為に別れたのだ。




奈美は諦めていないようで、私を恨んでるみたいに睨む。





「ほっとけよ。」




瞬は、そう言って足を早めた。