「おはよ〜」



「おはよう。

今日は2人で仲良く登校ですか〜?」


机に座っていた未来がうちと巧の姿見て、
少しニヤついた顔をした。



「え?違うけど。」


きっぱりと真実を言うと、未来の目線がうちではなく巧に向いた。




「―――巧君…」


「そうだよっ♪

たまたま昇降口で会っただけだよ〜」



いつもの巧スマイル。

キラキラだ。