美しい花−先生と秘密な関係−【上】

先生は車でケイくんの保育園まで行ってくれて、迎えに行った。




「あっ、おじちゃん!」




先生を見つけるなり嬉しそうに指をさすケイくん。
この前は最初びびってたのに。





「おっ、チビ!」


「チビじゃないもん」


「ケイだろ?」


「うん」





先生はヒョイとケイくんを抱き上げて車に乗せる。


ケイくんの父親がいたらこんな感じなのかな?



あたしも車に乗り込んで家へ向かう。



車内はケイくんが1日の出来事を嬉しそうに話してくれて、あたしも先生もそれに相槌をうっている。