美しい花−先生と秘密な関係−【上】

体を離した先生はあたしに自分のジャケットをかけてくれた。


多分、透けて下着が見えてたんだろう。





「先生、ジャケットが濡れちゃいますよ?」


「そんなもん気にすんな」





久しぶりに先生と話したな。
相変わらず先生は口が悪いのね。





「助かりました。ありがとうございます」


「お前いじめにあってんのか?」


「えっ…と、多分」


「多分って…ったく」