「レンはまだ中学生だから無理だよ」


「桜みたいに年を誤魔化せばいいじゃん」


「あたしはもう18になったけどレンはまだ13でしょ?今は勉強を頑張って、それで大人になったらお給料のいい仕事について、あたしとケイの面倒をみてね?」






納得してくれたレンはケイくんの面倒は任せろと言ってくれた。


ありがとう…レン。
それだけですごく助かるよ?





「桜、ごめんな…ひどいこと言って」


「いいよ…知らなかったんだし」


「ほんとごめん。やっぱ水商売は嫌だけど、仕方ねぇんだよな?」


「そうだね…でもいいお客さんばっかりだから心配しなくていいよ」


「今日の人も客?」


「うん…先生」


「先生?」


「誰にも言っちゃ駄目だよ?担任の先生で、仕事の事知っても内緒にしてくれてるの」


「なんで?」


「さあ?分かんないけど」


「桜の事好きなんかな?」