あたしは先生のワイシャツを羽織りボタンをはめていく。


先生の事、細いと思っていたけどやっぱり男の人なんだね。


ワイシャツがブカブカだよ。





「来いよ」





先にベッドで寝ころんでいる先生が自分の伸ばした腕をポンポンとしてる。


腕枕?先生も腕枕なんかするんだ。





あたしは横になり先生の腕に頭を乗せる。





「恋人同士みたい」


「……恋人になってやろうか?」


「うふっ。先生が?」


「ああ、その代わりスタイルは辞めさせるがな」



先生はあたしの髪を撫でながら言ってくる。


先生は本当にどういうつもりなんだろう?