「なんでそこまで読めてるの!?」 「この人一倍勘の鋭い璃子様を侮っちゃいけないよ」 「…璃子様ぁぁあぁぁ!!!!!」 思わず璃子に抱きついた。 信じたくない………、 信じたくないけど………、 だけど………!! あまりに璃子の言うことが的中しすぎて、余計に怖くなった。 「よしよーし」 「璃子怖いこと言わないでよぉ………」 「ごめんごめん。 もう言わないから」 笑いながら、私の頭をポンポンと優しく撫でてくれる璃子。