翌々日のことだった。


「ちょっと来てください!!」


と物凄い形相で詰め寄ってきた沖田に手を引かれて外に出た。

……なにゆえ。


「あのー。今日死番なんですけど」


沖田を前に後ろめたさを感じつつ、いつも通りに振る舞う和早。

そろそろこの手を放して貰えないだろうかと思ったところで瞬くより早く手放され地味に度肝を抜かれた。