「懍!行くよー!」 「オーッス!」 あたしたちはいつも、図書館の窓から脱走してる。 図書の先生が、ちょー優しいんだ。 しかも、図書館が一階で、図書館の裏から出ると、すぐに学校から出れる。 ちょー良い場所。 先生若いから、あたしたちの気持ちわかるんだって 「先生ヤッホー」 「また来たの?あんまりサボっててもダメだよー」 「はーい!今日も適当に言っといて〜」 「はいはい!」 「ばいばーい」