あのあとの一年間、あたしの記憶はない。

ただ、あたしはかなり荒れていたらしい。

そこら辺の不良たちとつるんで、毎日毎日喧嘩ばかりしていたらしい。

しまいには、『黒星』という、あの辺で一番の族にまで入ってしまった。