次の日
登校して私は紗耶香の席に真っ直ぐ向かった
バンッと机に手をつき紗耶香を睨み付ける
「……は?ウザい顔見せんな!」
紗耶香も負けじと睨み返す
『あんた…まだイジメなんてダサい事してんの?』
「はぁ?意味わかんないんだけど!」
『いい加減に冬子にヤキモチ妬くのやめたら?』
こう言うと紗耶香の眼の色が変わった
無言で私を睨む
どうやら痛いところを突かれたようだ
クラス中が静まり返る
現イジメっ子と旧イジメっ子の対決が始まろうとしていたからだ
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…