次の日


登校して私は紗耶香の席に真っ直ぐ向かった


バンッと机に手をつき紗耶香を睨み付ける


「……は?ウザい顔見せんな!」


紗耶香も負けじと睨み返す


『あんた…まだイジメなんてダサい事してんの?』


「はぁ?意味わかんないんだけど!」


『いい加減に冬子にヤキモチ妬くのやめたら?』

こう言うと紗耶香の眼の色が変わった


無言で私を睨む


どうやら痛いところを突かれたようだ


クラス中が静まり返る


現イジメっ子と旧イジメっ子の対決が始まろうとしていたからだ