『春汰こそ、どうしたの?』 「お前らが遅いから気になってな」 『そっか、ありがとう』 「にしても、紗耶香の奴どうしようもないな」 「……期待するだけ無駄なのよ」 冬子がため息をつく 「まっ!お前らはもう二人で耐えなくてもいいんだ!落ち込むなよ」 そう言って春汰は冬子の頭をタオルでクシャクシャと拭いた ちょっとヤキモチ バカッ!何考えてんのよこんな時に~! ……にしても紗耶香の奴 許さない!