『馬鹿じゃないの?』 さすがにかなりの怒りが込み上げてきて 花瓶を床に叩きつけた ガシャーン 「キャー何で花瓶が勝手に?」 「まさか……夏生?」 「イヤァ~」 机を囲んでいた女子達は叫びながら離れていった ダメだ 何を言っても皆には通じない こんな状態いつまで続くの? 私の心も冬子の心も…もう限界なのに