「裕君ね、ずっと様子がおかしかったんだ!芽依がもっとちゃんとしてれば…裕君…死ななかったのに!」


泣きながら芽依ちゃんは俺に訴えた


だけど


芽依ちゃんのせいなんかじゃない


俺が悪いんだ


諸悪の根源は俺なんだ


「お兄さんも裕君が天国に行けるように来てくれたんでしょ?お葬式終わっちゃったけど入って!」


『……ありがとう』


そう言って顔をあげるとそこには裕の母親が立っていた