葬儀が終わり人々は次々に帰ってゆく そして残ったのは裕の家族と親戚 俺は意を決して一歩、葬儀所に足を踏み入れた その瞬間 「お兄さん誰?裕君のお友達?」 『…あぁ、君は?』 さっき泣いていた女の子だった 「…私は裕君の妹の芽依です。今日は来てくれて…あり…が…うっ」 女の子は話の途中で涙をポロポロと流し自分でハンカチを出して拭いていた 『…………芽依ちゃん』 俺は 何て事をしてしまったんだ こんな小さな子からお兄さんを奪ってしまうなんて...