ー三日後


裕の葬儀が行われた


俺は外から裕の葬儀を見ている事しかできなかったんだ


俺は



裕の人生を奪った


命を奪ったんだ


一度だけ見た裕の両親


気丈にも涙を見せずに訪れた人に頭を下げていた

裕の妹であろう小学校中学年位の女の子は目を真っ赤にして泣いている


俺は一歩も葬儀所に足を踏み入れる勇気が無かった


裕に謝らなければいけないのに...