「……もうやめろって!」


有史に止められ我にかえる


『ハァ…ハァ…』


段々と頭が冷静になっていく


裕を見ると顔は腫れ上がり体は泥だらけだった


「ごめんなさい…ごめんなさい…もうやめて…」

裕は文句を言うわけでなくただ俺の許しをこうていた


「………行こうぜ」


大成に肩を叩かれ俺は裕に背を向けた


………冷静なはずな頭がボーッとする


これで良かったのか?