その後、俺達はカラオケBOXに入った


「ったく2千円しか持ってねぇのかよ!」


有史がソファーに寄りかかりながら言う


「明日はもっと用意するだろ?まぁ足りなかったら俺が出すし」


金持ちの大成がカラオケの曲を選びながら話す


裕の心配をする奴は誰もいない

それどころか俺達はこれから裕をイジメる作戦をさらにたてようとしている


ヤンキーとしても失格


本当に人間のクズ


この言葉がぴったりだった