「キミなにしてんの〜?」


金髪の男が言う。


「授業サボりに来ただけ」

「なるほどね〜」


あたしは冷めた態度をとって、立ち去ろうとした。


が……


「ちょっと待てよ」


さっきからなんにも言わないでいた黒髪の男があたしの腕を掴んだ。