『あ!!』

「∑!!」


そこにはちょっと軽そう(?)な男たちがいた。

しかも、あたしを指差している。


「噂をすれば…」

「本人登場っ!!」


噂をすればと本人登場は2人とも独り言っぽく、たまたまそろったらしい。

そのせいで、あたしを忘れて顔を見合わせて笑っている。


──噂をすれば…?