黒アゲハ Ⅰ -小さな宝物- 【完】



でも……

『心から笑えてない笑顔振りまいて楽しいか?』

と、言われたあの日から……

あたしの運命は決まってたのかもね。


あの時……あたし、ちょっと嬉しかった。

あたしのこと、ちゃんと見てくれていた人がいたんだ、って思ったら嬉しかった。


あの時、学校に行ってなかったら……
あの時、屋上に行ってなかったら……


あたしはこんな素敵な“仲間”に出会えなかったのかな?