あたしはバランスをとりながら、それを落とさないようにしていた。 「∑!!」 ─コトン 純があたしに冷たーい午後ティーをほっぺにつけたため、あまりの冷たさにあたしは頭を動かし、頭の上のそれは落ちた。 「あ……」 あたしはそれを見てびっくり。 「……純、あたしにこれ買ってきてくれたの!?」 「あぁ」 「ありがとーっ♪」 あたしは思わず純に抱きついてしまった。 だってそれは…… あたしのだぁいすきな“じゃがりこ”だったから──…