黒アゲハ Ⅰ -小さな宝物- 【完】



まるで照れ隠しでもするように、裕也は「腹減った〜!!」と叫び始めた。


「なんか食べに行こーよ〜♪」


玲奈は足をバタつかせている。


「あたしもどっか行きたい♪」


すると純がちらっとあたしを見て「行くぞ」とそれだけ言って立ち上がった。