ももいろのきせつ





紗弥加は俗に言う幼なじみってやつだ。


家が隣だったもんで、ちっちゃいころから知ってる。




だから、俺のことやく知ってんだよなぁ。




「ほら、呼ばれるよ」



紗弥加が俺を肘でつく。



「赤瀬弘人」



俺の名前が呼ばれた!!



「はいっ!!」




元気よく立ち上がった。



どうか、彼女が俺を見ていてくれますように。