どう頑張っても 幸せな人達を見ていると イライラしてきてしまうんだ... それもなにもかも... 顔に出来た大きな傷のせいなんだ... 私はゆっくりと、 口の辺りから耳の辺りまでできた 深く切り裂かれたあとのある 傷口を触る... 当然、 こんな痛々しい傷があったら、 誰も男なんてよって来ない... あげくの果て、 客からもあんまり声をかけられない... 皆からは、 ずっと惨めったらしい目で 見て来られたんだ...