私の小さな物語






あたしは戸惑いながら高梨の背に身を預ける。





「お、重くない?」





「全然。もっと食えよ」





「食べてるよ。十分」





最初こそそんな会話をしていたけど、



背中の揺れが心地よくてすぐに眠ってしまった。





キライじゃない。




だけど好きなわけでもない。




じゃあ何?




逃げてるだけ。





はっきりした結論を出さないで柊君に頼りっぱなし。





嫌われても当たり前だよね……