私の小さな物語







「あれ、咲人じゃん」





突然女の子の声が掛けられる。





心なしか柊君の手に力が入った気がした。





「?」





振り返ると、そこには少し派手目な女子がいた。





他校の制服だ。





「あれ、その子……新しい彼女?」





新しい?




どういう意味……?





柊君を見ると、強張った表情で笑っている。






何か、変?