電柱の下で泣きじゃくるキミを見つけて駆け寄る。 「大丈夫?」 俺を見たキミがあまりにも安堵した表情をするからまた胸が痛んだ。 そんなに期待させないでほしい。 キミの温度を背中に感じながらココロの中でだけ溜息をつく。 本当は嬉しかったんだ。 ピンチの時に俺を呼んでくれて。 耳元で聞こえるキミの呼吸がだんだんと安定していく。 よかった、って本心から思ってる俺はやっぱりバカだろう。 キミがどうして泣いてるか知ってたはずなのに…… それでもキミの笑顔が見たかった。 ただ、それだけ。