頭が痛くて気分も悪い。 柊君を見つめることもできなくて俯く。 うずくまるような体勢になったあたしと 体育着の爽やかな柊君が並んでいるとなんだか変な光景だ。 どうでもいいけど。 「外は暑いから、映画とかは?」 どうでもいいけど。 「うん、いいよ」 「奏、何か見たいのある?」 どうでもいいけど。 「柊君が決めていいよ」 どうでもいいけど。