それに気付かなかったようで、 柊君も笑いながらあたしの横に座る。 「明後日、どこ行く?」 「え……」 「デート、約束したじゃん。 忘れちゃってた?」 「あ、そっか…… ごめ…ボーっとしてて」 目の前が蜃気楼のように揺らいで見える。