私の小さな物語








柊君が好きだから――。





依存症だってなんだっていい。






何を言われても、柊君がいればそれでいい。





誰にも負けない。





誰にも……





「渡せない」





窓から見える校庭の中を走り回る一人の少年。





あたしはずっと、



サッカーボールを追うその姿を目で追い続ける。