「蒲田ー!!!」 「久しぶりー!!!」 私の友達は同じ大学へ進学した奴等が多い。 だから、私は珍しい新種の動物のように迎えられた。 「久しぶり。で、例のイケメンは何人ほど?」 「いや、第一声がそれかよ…。えと、三人だったかな?」 宮谷にグッジョブ。 「じゃあ、後の二人は凡人か」 「蒲田…可哀相だよ」 いや、可哀相も何もイケメンじゃないお前等が悪いのだ。