「仁美君て…私の心臓に悪い…」 「え!?ごめん!!俺なんか…」 「違くて。」 私は膝を抱えて俯いてしまう。 こんな恥ずかしい顔見せられない。 「嬉しいの…」 顔から火が出るわ。 泣きそうよ。 「誉ちゃん…」 甘い声が私の頭上で響いた。 驚かない訳がない。 肩を跳ねてしまった。 「誉ちゃん」 な、何!!!!!?? 何を言われるの!!!!? 「誉ちゃん…耳が真っ赤だ!!」 そこか!!!そこで天然か!! 本当、この男には敵わない。 私はついため息を漏らした。