「とりあえず…近くの店でも入る?」 冷静な声が降ってきた。 確かに、ここに立ち続けるのは可笑しい。 私は頷いた。 「あ、じゃあ俺の部屋来る?近いし」 「………」 何の悪びれもなく、女を男の部屋に導こうとしている。 「わ、何言ってんだろ。嫌に決まってる。ごめ」 「行く!!!」 自分の言動に全面否定をする真っ最中、私は勢いよく告げた。 すると彼は笑って、良かったと言った。