皆、お持ち帰りや二次会じみた事をして親睦を深め合ったり躯を重ね合うのだろう。



「蒲田はこの後どうするの?」


店の前でこれからの予定を話している皆の中で、立ち尽くしている私に南が声を掛けてきた。


「俺達と一緒に二次会行こうぜ」


いかにも軽い感じの男。
勘弁してほしいわ。



「んー…どうしようかな」


私は行くつもりなんてなかったが考える人を演じた。