「形は似ていますが 横から見ると厚さが違うんですよね。」 半回転させて見せてくれるが 後ろの方にいる私は見えない。 「え〜私が持っているのは チェロです。 弦楽器の中では 低い音を出します。」 今度は隣にいる先輩に代わって 胸下まである楽器と出てきた。 「少しだけ音をだすので 聞いてください。」 すぐに楽器を構え バイオリンの先輩が合図を出すと .