2ヵ月後。

あれからいろいろとあった。

加賀くんに会うと胸がざわついてた。

朝、加賀くんと目があって挨拶できたら

なぜか笑顔になってた。

加賀くんと話してる女子がいやになってきた。



「それが恋だよ。」


藍那はそう言ってうれしそうに私の頭をなでる。

実際、藍那のほうが身長が低いくせに

感情は藍那のほうが成長してるんだな

って思えた。



あたし…

加賀くんに恋してるんだ……。


その真実が信じられなくて

何回も違うって思ってたけど

ちょっとはあってるのかな。

いや、すごくほれてる。