結局その後教室に戻ったら 加賀くんはいなかった。 黒板に書かれた文字。 嘘いってゴメンナ もういわないから。 謝られたけど許したくない。 けどなんで許しちゃうんだろう。 「変だな。あたし。」 独り言をつぶやき教室を出た。 こんな気持ちになったのは初めてで・・。 どうしたらいいかわからなくなった。 家へ戻り とりあえず藍那に電話をすることにした。